学習頻度と成績の関係

毎年、研究協力を行っている慶應義塾大学の中室准教授が雑誌(プレジデントFamily 2015年秋号 )の中で「学習頻度と成績の関係」に関して興味深いデータを提示されていました。

「算数は、一気にまとめて勉強するよりもコツコツ勉強した方が成績が上がる」

【事例1】
同量の課題に対して、「提出頻度を2カ月まとめて提出」と「毎週末毎に提出」で成績を比較すると、後者の成績が圧倒的に良かった。

細かく学習目標を設定して進めて行く方が成績アップにつながる。

【事例2】
パソコン学習している子の学習頻度と成績の関係を調べた結果
学習頻度が「毎日や2日に1回の高頻度」と「3日に1回や7日に1回の低頻度」で学習進度を比較すると1週間の合計学習時間は同じでも高頻度の方が学習進度が1.5倍速い。

1回の学習時間は短くても良いので毎日コツコツ学習する方が、学習効率が良い。

【事例3】
高校生で「すらら」の学習履歴を調べると男子と女子で学習の進め方に差があることが判明。
男子は、コツコツ学習する傾向がある。
女子は、勉強量は多いが、苦手な数学を一夜漬けする傾向があり、成績が振るわない。

数学の苦手な女子は、コツコツ勉強しよう。


高い頻度で学習することは、その都度前回の学習を思い出し、確認、復習することになる。
この動作は、記憶(大脳新皮質への記録)に定着させる働きを促進することになり、成績アップにつながる。
逆に一夜漬けでは、このような繰り返し学習する行為がないので短期記憶(海馬への一時記録)のみですぐに忘れてしまうため、成績が伸びないものと考えられる。

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