島根県公立高校入試のしくみ(1)内申点
島根県公立高校の入学試験は、
学力検査の点数と学習の記録(内申点)が合否を決める判断基準となります。
内申点とは….
国語・数学・理科・社会・英語の主要5教科に
音楽・美術・保健体育・技術/家庭の4教科を加えた、
合計9教科の評価点を合計したものです。
1教科 5点満点
9教科 45点満点
これが1年生、2年生、3年生1学期、3年生2学期の
それぞれの成績で加算されて合計4回分で180点満点になります。
加算されていく値…..
というと頑張れば増やすこともできそうに思えてしまうのですが、
実際は、減点されていく値と考えた方がよいです。
一度減った点数は、2度と増えることがない点数。
高校入試は、3年生になってからなんて思っていると痛い目にあいます。
なぜなら、1年生、2年生の時に減点された点数が多いと、
3年生でどんなに頑張っても上限が決まってしまいます。
内申点が高ければ、入試点数の合格ラインは下がります。
逆に内申点が低いと入試点数の合格ラインは上がります。
高校によっては受験できる範囲を外れてしまうことになります。
出雲高校を目指している人は、1年生から頑張っておきましょう。
そして音楽・美術・保健体育・技術/家庭の点数も重要な点であることを忘れないようにしましょう。
3年生2学期の成績のみが内申点として計上される東京の都立高校と異なり、
島根県の場合は、1年生の成績が入試に影響することを覚えておいてください。
次回、「内申点と入試点」について